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応援ツアー7日目:大船渡保育園(人形劇)、養護盲老人ホーム祥風苑

  • 2013.05.24更新

いつもありがとうございます。

前の日に晩ご飯をいただいた、大船渡屋台村「喜楽」のおかみさんから

「大船渡保育園さんが人形劇をOKしてくださったよ〜♪」

との連絡をいただき、くまちゃんと大急ぎでお打ち合わせに行ってきました!

大船渡保育園さん

おかみさんは、私たち二人を車に乗せて園まで連れて行ってくださり、園長先生に引き合わせてくださった上、またホテルまで送ってくれながら、道路が1メートルくらいかさ上げされていること、大船渡の線路はなくなってしまったけれど今はそこをバスが走っていていることなどを教えてくれました。

そのとたん、

「ほら!わ〜すごい!あれよ、あのバス!私初めて見た!!きゃ〜〜やった〜〜〜♪♪」

と元気一杯の笑顔を見せてくださって、なんともほっこり嬉しい気分にさせて下さいました♪

なくなったものばかりに目を向けるのではなく、前進しているものに注目をして喜び応援することってなんとも気持ちの良いものですね♪

なにより、朝に話してその場でOKを頂けるなんてなかなかないことなのに、ここまで親身になってご協力くださることが奇跡ではないかと、本当に本当に驚き、嬉しく思いました〜!

<大船渡保育園にて人形劇準備>

コーフン気味に一途カーに乗り込み、くまちゃんは舞台のセッティング、私たちは子ども達の入場を待ちます。

そのとき園長先生に一途が兄妹であることをご挨拶がてら伝えると、

「あら、みっこちゃんは末っ子の女の子ね?じゃあ、とっても愛されたでしょう?」

と笑顔でおっしゃって下さり、間違いなくその通りなので

「はい、おなかいっぱいになるくらい愛情をもらっています」

と答えると、さらに満足げな笑顔を見せてくださいました。

子どもたちは次々に、元気いっぱいで入ってきてくれます。

元気いっぱい~!

<大興奮の人形劇スタート!>

みんなお行儀がいいね〜♪

朝10時から人形劇は始まりました。

園長先生が穏やかな声で子ども達に語りかけます。

「先生は今朝、『今日はいいことがあるよ〜』っていう夢を見ました。それは、なんと、今から始まる人形劇のことだったのです」

優しい声・・・♪

子ども達はこの導入で目を輝かせます!

いよいよステージにさる吉親子が登場すると、0歳児さんから5歳児さんまで、みんな先生と一緒に楽しそう♪

汗かきながら♪
かわゆい〜♪
笑いが止まらないよ〜♪

気を失った海賊を起こそうと、さる吉父ちゃんが奮闘するシーンでは
気を失っている海賊

父ちゃん「う〜ん、こういう時はどうしたらいいんだ?」

子ども達「おんぶ!」「だっこ!」「おならする!」

父ちゃん「お、おなら〜〜〜???」

子ども達「きゃはははは!!!」「くさくて起きるよ!」

渦巻く笑い声!
わ〜!
一番後ろでずっと笑ってくれていました♪かわいい♪


海賊がハラペコすぎてさる吉を食べ物と間違うシーンでは

海賊「お、おまえは、じゃがいもだな??」

さる吉&子ども達「ちがーう!」「さる!さるーっ!」

海賊「そうかじゃがいもか、いただきまーす!(ガブ)」

さる吉&子ども達「ぎゃー!」「ちがうよーさるだよー!」

お友達と顔を見合わせて笑います♪
身体をゆすって笑います!

そんなこんなで、みんな大笑い!

さる吉親子と一緒になって、慌てたり、笑ったり、ずっこけたりしながらどんどん人形劇に入り込んでいきます。

園の先生方も「参加型の人形劇」が初めてとのことでしたが、一緒にツッコミを入れてくれたり、がんばれー!と応援してくれたり、さすがうまく子ども達を盛り上げてくれました!!

にひひ♪
さる吉が横に倒れると、一緒に倒れちゃう♪


<子ども達による鹿踊りと歌のプレゼント>

めでたしめでたし、で終わったあとは、あやとりと一途カルタをプレゼントさせていただきました。

すると、なんとプレゼントのお返しが!!

まずは、年長さんによる伝承芸能「鹿踊り(ししおどり)」です。
みんな上手!

大人と子どもとは踊りが違うそうですが、園長先生が腰にまきつけた太鼓を叩き、それに会わせて子ども達がなんとも可愛らしく踊ってくれました!

お腹をぽこぽこ叩いたり、首を振ったり、片足ずつジャンプしたり。

トントントンッ!

おそらく10分近く踊ってくれたと思うのですが、みんなフリはもちろん、もかけ声もしっかり覚えており、とっても上手でした〜!

それに、太鼓を叩きながら真剣に踊る園長先生がとても素敵で、この伝承芸能に対する敬意と、「真剣に踊る大人の背中」「格好良さ」が表れており、子ども達はきっとこんな大人に憧れを抱くのだろうと感じました!

そして次は歌のプレゼントです。

園歌「さかみちをのぼって」を優しい歌声で聞かせてくれました〜♪

聞き惚れる大人たち・・・

 さかみちをのぼって
 あのくもをつかもう
 さかみちをのぼって
 かぜのおかひだまり
 さかみちをのぼって
 だきしめるあおぞら・・・

作詞:覚 和歌子さん
作曲編曲:千住 明さん

覚 和歌子さんといえば、私も好きな曲「いつでも何度でも」の作詞をされた方です。

千住 明さんといえば、ドラマ音楽を手がけられたり、中森明菜さんのアルバムをプロデュースされている方です。

「地震が来たら高いところへ逃げなさい」という大切な教えがこの歌には込められています。

園歌にすることによって心身にしみ込ませ、100年、200年後の子ども達を守る目的もあるそうです。

立派なCDです〜!

楽譜もいただいたので、思いの込められたこの歌を、いつか一途のライブでもご紹介できたらいいなと思います。

子ども達と、記念写真も撮ってもらいました♪
みんなお行儀いいね♪

撤収のあと、保育園のお給食をご用意くださり、美味しく頂きました〜!
栄養満点〜♪

地震の時のお話を伺ったのですが、幸いにしてこの保育園の壁下1メートルで津波は引いて行ったそうですが、避難をする際、ひょっとして子ども達の何人かは、家が流されているところを見たかもしれない、とおっしゃっていました。

保育園が避難所として指定されていることもあり、たくさんの人が園に逃げて来て、さらに上を目指して避難されたそうです。

保育園の子も何人かは仮設で暮らしているとのことでした。

たくさん遊んで、歌って、笑って、ご飯を食べて、元気でそのつらさを吹き飛ばして欲しいなと思います。

ご飯を食べ終えると、小さなプレゼンターがやって来てくれました!

くまちゃんにお礼ということで「どうも、ありがとうございました」と声をそろえて言ってくれました。
ありがとう〜〜!

なんと、人形劇中の写真を印刷し、アルバムを作ってくれていたのです!

お名前を聞きそびれてしまいましたが、とっても美人な若い先生、ありがとうございました〜!
表紙にはうさぎたん♪
右上の5人家族(私たちのことですね)を入れたかったんです、とおっしゃって下さいました♪

いろんなお話の中、園長先生と理事長が口々におっしゃって下さったのは

「家族で、いいわねえ〜」

でした。

「家族というだけで、信頼感というか、安心感というか、ありますもんね。こういう家族が世にいっぱいいてくれるといいなって思うわ〜」

と。

ありがとうございます!^^

でも、ブースカ言い合ったりもしますよ〜♪てへへ。

最後に、今回この人形劇を巡り会わせてくださった大船渡屋台村「喜楽」のおかみさんと記念撮影をさせていただきました!
私より若く見えますが、お孫さんがおられます。

<祥風園にてライブ>

別れを惜しみつつ、先生方と喜楽のおかみさんにさよならを告げ、また会う約束をしながら祥風園へと向かいます。

保育園から20分くらいの山の上に立つ施設です。

広い施設です!

ここは、鯖江市役所一のダンディズム、藤田さんがご紹介くださったところ。

藤田さん、ありがとうございます!

まずは、福井から持って来た鯖江市長からの親書を、山崎会長にお渡しさせていただきました!
福仁会の山崎会長へ

今回のセットリストはこちらです。

1.ハッピーバースデー
2.ふるさと
3.仰げば尊し
4.みかんの花咲く丘
5.ぞうさん
6.七つの子
7.茶摘み
8.団地音頭(一途)
9.みちのく一人旅
10.夕焼け小焼け
11.春の小川
12.上を向いて歩こう

5月生まれの方のお誕生日会ということもあり、ハッピーバースデーを歌うところから始めました。

たくさんのおじいちゃんおばあちゃんが集まってくださいました!

みなさん、とっても大きな声で歌って下さり、目が合うと微笑んで下さいました♪
みなさんいいお声です♪

手拍子もありがとうございます!
踊ってくれています♪
歌うときにはマスクを外して歌ってくれていました♪

団地音頭では、立ち上がって踊って下さったり、
踊ってくれました~!

私に

「歌うまいね〜」

と目で合図をしながらコッソリ言ってくれたり、

職員さんが

「いつもより拍手をしている人が多かったように思います」

とおっしゃって下さったり、とても嬉しかったです!
職員さんも盛り上げてくださいました~♪

おばあちゃんと握手をさせていただいたときは
歌っこ、もってきてけろ♪

「また歌っこ、もってきてけろ」

と2度も言ってもらえました!嬉しい〜♪

最後は全員で記念撮影もしてもらいました!
職員さんがパノラマ写真を撮ってくださいました!

<震災当時のお話>

ライブ終了後、会長とお茶を頂きながら震災当時のことをお伺いしました。

高台にあったので建物の被害はなかったものの、電気がこなかったため、痰を吸い取る機械が動かなかったりでとても大変だったそうです。

しかし家がなくなった方もおられることだし「よかったら避難しにおいでください」と連絡をすると一時は1,000人もの人が集まったそうです。

「食事はどうされたんですか?」

と尋ねると、3度とも、ちゃんとしたものを出したそうです。

高齢の方々が多く(100歳を越えている方も!)いる施設なので、1食1食、言葉がけ一つ一つも

「これで最後になるかもしれない」

という覚悟を持って、精一杯つとめておられるそうです。

「地震の時は『支給された食べ物がおにぎり半分』という報道もありましたし、それが事実の場所もあったと思いますが、私はそうしたくなかったので職員を内地に送り、現金で野菜やお肉など必要なものをたくさん買ってきてもらったんです。不眠不休で本当によくやってくれました。」

と、しみじみおっしゃっておられました。

決断が早く、行動力もあり、笑顔チャーミングで発する言葉も本気度の高さが伺えるこのリーダーのために、そしてその覚悟のために、スタッフの方々は全力で行動をされているのだろうなと思いました。
一途カーと一緒にハイ、チーズ!

このライブのことを、地元の新聞社、岩手日報さんが記事にしてくださいました~♪
2013年5月22日付 岩手日報

<釜石へ>

大船渡では宿がとれなかったので、この日はさらに北上して釜石市へ。

大船渡市から釜石市へ

約1時間をかけてのドライブでしたが、山は美しいのですが、やはり海岸近くになると更地になっていたりして、広範囲の津波であったことが目に見えて胸が苦しくなりました。

美しい山々
堤防が見えますが、そこを越えて津波はやってきました。
ぼろぼろになったままの鉄橋
津波が突き抜けて行った跡

しかし、テレビで見ていたようなガレキはほとんどなくなっていたこともあり、ちゃんと復興に向けて前進していることが伝わってきます。
整地されています

この日宿泊した宿は、釜石湾のほとりに立つ「陸中海岸ホテル」というところでした。

こちらは2階まで水が入りましたが、従業員の方や近くで作業していた港湾関係者の方々約60人は3階以上に逃げて無事だったそうですが、震災後半年間は、避難所としても使われていたそうです。

ご家族を震災で亡くされた方々もいる中、こうして再開されているところを見ると本当に勇気づけられますし、応援もしたくなります。

スタッフの方々も、とても優しく接してくださいました。

またいつかお邪魔したいです!

応援ツアー8日目:大船渡市立赤崎中学校に続きます。

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